一貫校では、理科実験設備が充実している学校も多く、慶應義塾普通部のように、毎週実験の授業を実施する学校もあります。毎週というわけではありませんが、私の通っていた中高一貫校でもおもしろい実験を経験させてくれたので、その実験の授業を通して私は化学という学問に興味を持ち、化学系への進学を志しました。理科のおもしろさは、机上での勉強だけではなかなか伝わらないのではないかなぁと個人的に思っています。

実験の授業がある場合は、その実験のレポートを作成することが必要になる学校も少なくありません。実験レポートの構成については学校で指導がありますのでここでは触れませんが、構成どおりに仕上げるのもそんなに簡単なことではありません。

第一関門は実験結果のまとめ方、です。実験には必ず目的、ねらい、があります。すなわち、ある程度期待されている結果があります。従って、実験結果は、期待されている結果を予測した上でまとめると、とてもわかりやすいレポートとなります。期待通りではない結果であっても、期待されている結果との違いがわかりやすくなるように、表やグラフを作成することによって、考察の種が自然と浮かび上がってきます。

このまとめる力、中学生のうちから磨いておくことで、将来高い論理的思考力が身につくように思います。実験レポートで苦労している一貫校生のみなさんも少なくないと思いますが、とても素晴らしい学習だと思いますので、是非がんばりましょう。